強いチームになるためには、明確にめざす姿を持ってその設計図を描き、実現するためのサイエンスとパッションが必要です。
個人と組織、個人としてのメンバー同士の関係性を深く理解するためには、適切な診断ツールを活用することは、現代のビジネスにおいて不可欠です。 客観的なツールや手法を通じて、社員一人ひとりが最大限の能力を発揮し、組織全体が調和して機能するのを理解しておく必要はあります。 マネジメントもリーダーシップも科学的な要素がかなり必要な時代だからです。では、なぜ、組織を強めることは重要なのか考えてみたいと思います。
組織を強めることの必要性と重要性は、現代のビジネス環境における急速な変化に対応するための鍵となります。 技術革新、市場の変動、グローバル化などの要因がもたらす不確実性の中で、強い組織は迅速かつ柔軟に対応できる能力を持っています。 こうした適応力は、予期せぬ事態に対処するための重要な基盤となり、持続的な成長を支える要素ともなります。
さらに、強い組織は単なる業績向上や競争力の強化を超え、経済的に持続可能であること、そしてすべてのメンバーが充実感を持って働ける環境を提供することを目指します。 これには、心理的安全性の向上やチームメンバー間の信頼構築が不可欠です。このような環境を整えることで、社員のエンゲージメント(従業員エンゲージメントとも言う)とモチベーションが高まり、組織全体としてのビジョンやミッションに対する共感が生まれます。
また、強い組織は効果的なコミュニケーションと協力を促進し、革新を推進する文化を育みます。多様性を受け入れ、個人の強みを理解して活用することが、創造性や革新性を促進し、新しい製品やプロセスの改善を可能にします。これを実現することで、組織は長期的な経済成長を目指し、環境や社会に対する責任を考慮した持続可能な発展を追求することができます。 最終的には、組織の真の成功は、財務的な成果だけでなく、持続可能な成長、社員の満足度、そして社会に対するポジティブな影響によって測られます。「5Dプロファイル診断」のようなツールを活用することで、個々の強みを引き出し、組織全体の結束と革新力を高めることが可能となります。
強いチーム作りを別の視点から整理したコラムとして、 タレントマネジメントと組織力の関係を解説した記事 もあわせてご覧ください。
組織を強めることは、社員のエンゲージメント(従業員エンゲージメント)とモチベーションを向上させるために非常に重要です。
5Dプロファイル診断では、組織エンゲージメントよりも従業員エンゲージメントを重視しています。その理由は、組織の成功は、社員一人ひとりのエンゲージメントとモチベーションに大きく依存しているからです。
従業員エンゲージメント診断はとても高度で困難性があります。それは、内発的動機づけを診断するからです。内発的動機づけは、仕事観(個人の仕事に対する価値観)や性格や思考、さらに、行動特性と強い関係があるからです。
外部からの報酬や評価、働く環境や人間関係に依存しないため、診断が難しいのです。そのため、多くのエンゲージメント診断のコンサルタントは外発的動機づけを重視した診断を行います。組織エンゲージメント診断は、企業側視点による診断です。
一方、内発的動機づけは従業員本人の視点による診断です。
5Dプロファイル診断は、内発的動機づけを重視した診断です。内発的動機づけは、個人の仕事観や性格、思考、行動特性と強い関係があります。
どんなに、企業や組織に明確なビジョン(ありたい姿を目標とするもの)やミッション(企業や組織、また、自身の使命)があっても、また、働き方や人事制度やマネジメントを自慢しても、従業員の価値観や働き方にフィットしていないと、エンゲージメントは低く、離職や組織の成果に大きく影響を与えてしまします。
このように、従業員エンゲージメントの診断は、企業視点ではなく従業員視点による本質的で個人の各特性に因をおく診断です。
また、組織エンゲージメントを向上するための原因と対策が表面的なものでなく、従業員視点からの対応になります。ここに5Dプロファイル診断の他社との差別化、また、魅力があります。
5Dプロファイル診断では、各個人のやる気の源泉、離職の要因となる事項まで診断することができます。
以下は、従来型のエンゲージメント診断と、5Dプロファイル診断による新しいエンゲージメント診断の違いです。
| 従来型エンゲージメント診断 | 新しい5Dベースのエンゲージメント診断 |
|---|---|
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「今の仕事は好きですか?」 「仕事へのやる気はありますか?」 「会社の理念に共感していますか?」 などの質問 |
個人の「性格特性」、「思考特性」、「仕事観」から本人の内発的モチベーションを診断する質問 |
| 回答にはバイアスが入りやすい | バイアスを回避する間接測定型質問 |
| 表面的な満足度の診断 | 内面的なやる気の源泉、動機を診断 |
|
組織診断が中心で企業視点重視 組織エンゲージメント(経営理念、文化、組織など)に対する診断が多く、 組織改善を目的としたエンゲージメントになっている。 |
個人視点による個人の特性診断 個人のエンゲージメントが目的 個人と組織の「本質的フィット診断」 |
| 個人の仕事観(仕事に対するやる気の源泉)とエンゲージメントの相関関係がない | 個人の仕事観に対する組織の仕組み、制度、上司のリーダーシップとの相性関係を重視。組織エンゲージメント診断は、個人の仕事観などとのギャップ分析による診断を実施。 |
強い組織ではチームワークと協力関係が非常に重要です。効果的で良好なコミュニケーションと信頼関係が築かれることで、メンバー間での情報共有や協力がスムーズになります。
特に、「多様性を受入れ、それを活かす」という理念を実行することはとても簡単ではありません。特に、日本企業は苦手分野ではないでしょうか。多様性という個の違いをどのように理解するか、がスタートです。
人の特性をどのように受け入れるか、また、受け入れた後にどのように活かすかで悩んでいるリーダーは少なくありません。
もし、リーダーがメンバーの個々の性格や行動、思考の癖を理解することができたら、メンバーへの個別対応も可能となり、メンバー同士が互いに適切に対応することもできるようになります。
複雑なプロジェクトや問題解決にも迅速かつ効率的に取り組むことが可能です。チームワークを強めるのは、「人」と「人」との間の関係性やコミュニケーションの問題を明確にすることです。メンバー個人の特性の問題ではありません。
このような取り組みをすることで、心理的安全性を高め、イノベーションを促進し、結果として組織全体の成功と成長に寄与することができます。
強い組織は、イノベーションを促進する環境を整えています。それは多様性を受け入れ、多様性を活かした意見交換やアイデアが尊重される文化があるからです。 この環境の中で、社員は自由に創造的な発想を展開できます。心理的安全性が醸成でき、新しい製品やサービスの開発、業務プロセスの改善など、革新的な取り組みが生まれやすくなります。 これは全世界が取り組んでいるテーマ、課題だといえます。日本企業は、どちらかと言うと、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のような価値観が強かったと感じています。 多様な価値観を受け入れない文化的な背景がありました。そのような時代は過ぎ、多様性を積極的に受け入れるリーダーを求め、養成し、活躍してもらう時代に入りました。
強い組織は、短期的な成果だけでなく、長期的な視点での持続可能な成長を目指します。環境への配慮や社会的責任を果たすことを重視し、ステークホルダー全体の利益を考慮した経営を実践します。 これを通して、社会からの支持を得ながら、安定した成長を続けることが可能となります。
組織を強める過程において、リーダーシップとフォロワーシップの両方が非常に重要であることが強調されています。 優れたリーダーシップは、明確なビジョンを提示し、社員を効果的に導くことで、組織の目標達成に向けたチームの統率を可能にします。 このプロセスではリーダー自身が継続的に学び、成長することが求められ、結果として組織全体のリーダーシップ能力が向上します。
また、フォロワーシップの重要性も増しており、上司が部下を支援し、先輩が後輩を支援するだけでなく、部下が上司の右腕としての役割を果たすことも期待されています。 このように、リーダーシップとフォロワーシップが相互に機能することで、組織は強化され、効果的に目標を達成できる状態となります。
5Dプロファイル診断は、メンバーの強みを引き出し、組織内での信頼と協力を促進する役割を果たします。 このツールは、メンバーが最適な役割を果たすための理解を深めることで、組織が変化に適応し持続可能な成長を遂げる基盤を提供します。 これを通して、組織は心理的安全性を高め、革新と持続可能な成長を実現することが可能になります。
組織の成功は単に財務的な成果や市場シェアの拡大だけでは測れません。真の成功とは、組織全体が持続的に成長し、社員一人ひとりが満足し、社会に対してポジティブな影響を与えることにあります。 以下に、組織の真の成功を支える主要な要素を解説します。
組織の真の成功は、多岐にわたる要素が相互に連携し合うことで実現されます。明確なビジョンの共有、 強固な組織文化の構築、個人の強みを活かす人材マネジメント、持続可能な成長の推進、社員の満足度向上、 効果的なリーダーシップ、そして社会的責任の追求が組織の成功を支える柱となります。 5Dプロファイル診断を活用することで、これらの要素をバランスよく整え、 組織全体の力を最大限に引き出すことが可能となります。組織の未来を確かなものにするために、 これらの要素を意識し、実践していくことが重要です。
本ページでは、強いチーム作り・組織を強める方法・エンゲージメント向上を、 5Dプロファイル診断という科学的手法で解説しました。
私たちのコンサルティングサービスは、一人ひとりの強みを最大限に引き出し、信頼と協力の基盤を築くことで、強固なチーム作りを支援します。5Dプロファイル診断を活用し、メンバー間の関係性を深く理解し、持続可能な成長とイノベーションを実現するチームを共に構築しましょう。あなたの組織が未来に向けて飛躍するためのパートナーとして、ぜひ私たちにご相談ください。
「一人ひとりの力が、チームの未来を創る」